Q1:江戸城の天守閣はいつ、どのような理由で燃えたのですか?
A1:1657(明暦3)年1月に起きた「明暦の大火」によって焼失しました。江戸市街地から出火した猛火が強風にあおられて江戸城本丸に燃え広がり、完成からわずか19年で灰燼に帰しました。誰かが意図して城を放火・破壊したわけではなく、都市型の大規模火災に巻き込まれた形です。
Q2:現在の皇居の中に江戸城の遺構はどれくらい残っていますか?誰でも見学できますか?
A2:旧本丸・二の丸・三の丸にあたる「皇居東御苑」に多数の遺構が残っています。天守台の石垣をはじめ、富士見櫓、百人番所、大番所、同心番所などが現存しており、月曜・金曜などの休園日を除いて誰でも無料で予約なしに見学可能です。天守台の上にも自由に登ることができます。
Q3:今後、江戸城の天守閣が木造で再建される可能性はありますか?
A3:民間団体を中心に詳細な図面をもとにした木造復元プロジェクトが推進されています。ただし、約400億〜500億円と試算される巨額の費用調達、現代の建築基準法や消防法のクリア、そして皇居中枢の警備・プライバシー保持に関する宮内庁や関係機関との調整など解決すべき課題が多く、現時点で公式な着工決定には至っていません。