すべての毛布がコインランドリーに適しているわけではない。一番の警戒対象は「ウール(羊毛)」や「シルク(絹)」などの天然動物繊維だ。これらは水と摩擦が加わることで繊維の表面にあるスケール(うろこ状の構造)が絡み合い、フェルト化を起こして急激に縮む。洗濯表示に「水洗い不可」や「ドライクリーニングのみ」とある場合、コインランドリーへの投入は自爆行為に等しい。
一方で、主流であるアクリルやポリエステル製毛布なら安心かと言えば、そう単純でもない。二枚合わせの合わせ毛布や、内部に綿が入った中綿入りマイヤー毛布は、水分を含んだ重みで内部の縫製が千切れたり、綿が片寄って偏形を起こすリスクが付きまとう。