なぜ日本の晩婚化は止まらない?最新データが暴く初婚年齢と未婚の真相

なぜ日本の晩婚化は止まらない?最新データが暴く初婚年齢と未婚の真相

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長きにわたり論じられてきた婚姻動向ですが、数字は依然として右肩上がりのペースを崩していません。厚生労働省が公表した直近の人口動態統計を読み解くと、夫の平均初婚年齢は31.2歳、妻は29.7歳前後に達しており、大都市圏である東京都内に限れば女性の初婚年齢もすでに30歳の大台を突破しています。

昭和後期である1980年代初頭のデータと比較すると、当時の男性は27.8歳、女性は25.2歳でした。わずか数十年で男女ともに約4〜5年も婚期が遅れている計算です。

さらに見逃せない指標が「50歳時未婚率(生涯未婚率)」の男女比です。最新の推計では、男性の約28.5%、女性の約19.2%が生涯未婚のまま50歳を迎えており、男性のおよそ3.5人に1人、女性の5人に1人が一度も婚姻関係を結んでいません。初婚年齢の後ろ倒しにとどまらず、未婚率の上昇そのものが構造的な定着を見せています。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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