家庭にある一般的なパウンド型(18cm〜20cm程度)を使って、パティスリークオリティの味を再現するための配合と手順を紹介します。
【基本の材料(18cmパウンド型1台分)】
・無塩バター(発酵バター推奨):100g
・グラニュー糖(または細目グラニュー糖):90g
・全卵(M〜Lサイズ):2個(約100g・常温に戻す)
・薄力粉:100g
・ベーキングパウダー:2g
・国産レモンの皮(すりおろし):1個分
・レモン果汁:大さじ1
・グラスアロー用:粉糖70g、レモン果汁大さじ1〜1.5
【しっとり仕上げて失敗しないプロのコツ】
生地作りの最大の難所は「バターと卵の分離」を防ぐことです。室温に戻したバターを白っぽくなるまでしっかり泡立てた後、室温の溶き卵を5〜6回に分けて少量ずつ加え、その都度完全に乳化させます。もし分離しそうになったら、分量の薄力粉から大さじ1杯程度を先に加えて混ぜると綺麗につながります。
焼き上がり(170℃で約40〜45分)の直後、熱いうちにレモン果汁と砂糖で作ったシロップ(分量外)をハケで全面にたっぷり染み込ませるのが、時間が経ってもパサつかず極上のしっとり感をキープする秘訣です。
冷めた後に粉糖とレモン果汁を練り合わせたグラスアローを上面にかけ、200℃のオーブンで約1分半〜2分だけ加熱して表面の水分を飛ばすと、プロが作ったような美しい半透明のシャリシャリ衣が完成します。