周囲を不快にさせる言葉を投げかけてくる人物の行動原理は、大きく分けると「意図的なマウント」と「完全な無自覚」という2つのパターンに分類できます。
まず、明確な優越感を求めているタイプにおいて目立つのがマウントをとる人の心理です。このタイプは根底に強い劣等感や自己評価の低さを抱えており、他者を一段下げることでしか自分の存在価値を実感できません。「あなたのためを思って」という親切の仮面を被りながら、実際には相手の自信を奪って自分が優位に立とうとする心理的支配欲が働いています。
一方で、より現場で厄介視されるのが悪気がない余計な一言を連発するタイプです。本人に悪意はまったくなく、単に「思いついた事実をそのまま述べただけ」「場を盛り上げるための冗談」と思い込んでいるケースが目立ちます。相手がどう受け取るかという視点が抜け落ちており、無自覚に人を傷つける人の多くはこの共感性フィルターの欠如が原因となっています。