ネット空間で彼に向けられる「キモい」という言葉。この感情的とも取れるバッシングの根底にあるのは、容姿やパフォーマンスそのものへの単純な批判というよりも、彼が放つ特有のアグレッシブな立ち振る舞いに対する違和感だ。
早口で論文のデータを矢継ぎ早に引用し、相手の思考を先回りしてバッサリと切り捨てるスタイルは、熱心なファンには「知的で爽快」と映る。しかし、関心のない層や異論を持つ人々から見れば、マウントを取られているような圧迫感を生む。科学的根拠を盾にした一方的なロジック展開が、視聴者に「冷酷さ」や「鼻につく傲慢さ」を感じさせ、結果として生理的な拒絶反応を引き起こしているのだ。