では、この煩わしい塩辛さから一刻も早く抜け出すにはどうすればよいのか。まずは日々の食生活から亜鉛をダイレクトに補うのが鉄則だ。牡蠣やレバー、牛赤身肉、うなぎ、ナッツ類などは亜鉛の宝庫である。食欲が落ちているなら、消化に良い豆腐や卵料理、サプリメントの活用も視野に入れてほしい。ただしサプリを飲む際は胃腸への負担を考慮し、食後に摂るのが賢明だ。
同時に、口腔環境の徹底した保湿と清掃を心がけたい。高熱の後は唾液の分泌が減り、口内が乾燥して舌苔(ぜったい)が溜まりやすい。舌ブラシで優しく汚れを取り除き、こまめな水分補給やうがいで粘膜を潤すだけでも、味蕾への物理的ストレスは大幅に軽減される。熱いものや刺激物は避け、舌の粘膜をいたわる食事を数日間意識して続けよう。