ポーズをめぐる議論は、実写のタレント写真だけにとどまりません。アニメやソーシャルゲーム、個人クリエイターが手掛けるイラストの「構図」においても同様の議論が巻き起こっています。
キャラクターの脚の曲げ方、指先の配置、衣服のシワやアングルによって「性的な連想を過度に誘うポーズ」とみなされ、SNS上で「性的消費だ」「広告にふさわしくない」といった批判が寄せられる事例が散見されます。一方で、創作者側からは「表現の自由や演出の範囲内であり、過剰反応ではないか」との反論もあり、両者の線引きをめぐる議論は平行線をたどっています。
何をもって「卑猥」と定義するのかは、個人の主観や鑑賞する媒体のTPOによって大きく変動します。商業作品において大衆の目に触れるパブリックな場と、ファン向けのクローズドな空間との棲み分けがこれまで以上にシビアに問われています。