当取材班が入手した未公開の内部メモおよび関係者の独占リークにより、これまで伏せられていた被害の実態と事故直後の混乱が白日のもとに晒された。内閣府の内部調査記録によれば、現場での異常検知から上層部への報告までに致命的なタイムラグが生じていたことが判明している。
とりわけ事態を極秘裏に処理しようとした危機管理防災局の初期対応には、内部からも「危機意識が決定的に欠如していた」と厳しい批判が相次ぐ。政治・行政ジャーナリズムの視点からも、情報公開の透明性を著しく欠いた今回の対応は、過去のどの行政不祥事と比較しても極めて異例かつ深刻な事態といえる。