鵬天閣 新館を訪れた客の実に9割以上が注文するのが、豚肉餡の「白」と海鮮餡の「緑」が一皿で楽しめる焼き小籠包の2種盛りセットだ。鉄板で一気に焼き上げられた皮は、上部は皮本来のもちもち感が残り、底面はクッキーのようにクリスピー。この食感のコントラストが一口目で脳を直撃する。
白い豚肉小籠包は、肉のジューシーな旨味と濃厚な脂の甘みが押し寄せる王道の味わい。一方、上海ガニや海鮮のダシを贅沢に練り込んだ緑の小籠包は、ほうれん草を練り込んだ生地の香りと相まって、驚くほど上品かつ深みのあるコクを感じさせる。交互に味わうことで、最後の1粒まで一口目の感動が色あせることはない。