視線を奪う造形美の極致へ!外山雄一が描き出す鯖江眼鏡の進化論

視線を奪う造形美の極致へ!外山雄一が描き出す鯖江眼鏡の進化論

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日本の眼鏡づくりの聖地・鯖江。100年以上の歴史を持つ鯖江眼鏡の技術力は世界一と称されながらも、時として保守的な枠組みに縛られがちだった。その伝統技術に大胆なメスを入れ、純度の高い「ジャパニーズモダンデザイン」へと再構築したのが外山の手法だ。

代表的なデザインアプローチである「ダブルダッチ」シリーズは、2本のロープを跳ぶストリートスポーツから着想を得て、わずか1本のチタンワイヤーを一筆書きのように曲げることで生まれた。従来の眼鏡設計ではタブー視されていた余白や構造美をあえて前面に押し出す。鯖江の熟練職人たちが持つ金型製作やチタン切削の高度な技が、外山の自由なスケッチとぶつかり合うことで、かつて誰も見たことのない軽やかさと強度が同居するフレームが完成するのだ。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。