赤坂見附駅の代名詞とも言えるのが、東京メトロ銀座線と丸ノ内線の同一ホーム乗り換え構造だ。昭和30年代に設計されたとは思えないほどの合理性を持ち、銀座方面と新宿方面、あるいは渋谷方面と池袋方面を目指す乗客が、ホームを横切るだけで数十秒で乗り換えを完了できる。
2026年の現在でも、都内各地で駅の大型改修や深層化が進む中、この「上下移動なし」の乗り換え体験は圧倒的なアドバンテージを誇る。秒単位でスケジュールをこなすビジネスパーソンにとって、この駅での30秒は単なる移動時間ではなく、都市のストレスを劇的に軽減する貴重なシステムとなっている。