文部科学省が策定した現行の小学校学習指導要領において、初等教育における言語スキルの基盤となるのが「学年別漢字配当表」です。常用漢字2136字のうち、小学生が6年間で習得すべき漢字は合計1026字。そのなかで2年生に割り当てられた160字は、全学年のなかでも最も学習量の増加率が大きい節目にあたります。
1年生で習う80字の多くは、「日」「月」「木」「水」のように具体的な物の形を模したシンプルな象形文字でした。しかし2年生になると、意味を表す部首と音を表すつくりを組み合わせた形声文字が急増します。単に何度もノートに書かせる根性論の詰め込み学習では、子どもが早期にバーンアウトしてしまう危険性が指摘されています。