どれほど高級な歯ブラシを使っても、当て方と動かし方が間違っていれば効果は半減する。現場の歯科医師が口を揃えて推奨するのが、「バス法」と呼ばれるブラッシングテクニックだ。これは毛先を歯と歯茎の境目に対し45度の角度で当て、微小に振動させる手法である。
出血を怖がって力を抜く、あるいは逆に汚れを落とそうと強く擦りすぎるのはどちらも間違いだ。炎症を起こしている歯茎は非常にデリケートである。毛先がしなる程度の「200g前後の圧」を意識し、1〜2本ずつ小刻みに動かすのがコツだ。この限定テクニックを数日続けるだけで、毛細血管のうっ血が改善し、腫れや出血がすっと引いていくのを実感できるだろう。