数々の世界的ヒット作を世に送り出してきた最高峰の映像制作会社スタジオドラゴン。彼らが今回挑んだのは、人間の泥臭い感情と料理の持つ癒やしの力を描くグルメヒューマンドラマだ。
洗練されたストーリーテリングで知られる同社だが、今作ではあえて装飾を極限まで削ぎ落とし、素朴で温かみのある日常風景にフォーカスを当てた。視覚的な美しさだけでなく、包丁がまな板を叩く音や湯気が立ち上る瞬間など、五感全てに訴えかける演出法が取り入れられている。韓国ドラマの表現力を新たな領域へと引き上げる快作となることは間違いない。