言葉遊びの実戦やコミュニケーションの現場において、人々はどのような言葉を選択し、どのようなリアクションを引き出しているのでしょうか。SNSやゲームコミュニティのログ、知恵袋等の相談事例から浮き彫りになったリアルな生態を分析しました。
現場の証言で顕著だったのは、「とっさの連想が生み出す気まずさ」です。例えば合コンや職場の親睦ゲームでしりとりを行った際、頭が真っ白になり「肉!」や「肉体!」と叫んでしまい、場の空気が微妙に固まったというエピソードは枚挙にいとまがありません。逆に、知的でセンスの良い言葉や、場を和ませる言葉を用意していたプレイヤーは好印象を残しています。
印象をガラリと変える「かっこいい言葉」
知性やスタイリッシュさを演出したい場面では、専門用語や歴史用語、SF的な響きを持つ言葉が効果を発揮します。 ニヒリズム(虚無主義)、ニュートリノ、二律背反(にりつはいはん)、新田義貞(にったよしさだ)、ニルヴァーナ。これらの単語は響きに重厚感があり、ゲーム進行において一目置かれるフックとなります。
場を和ませる「かわいい言葉」
小さな子どもとの対話やファミリー層とのレクリエーションでは、愛嬌のある音の響きが求められます。 肉球(にくきゅう)、ニコニコ、にらめっこ、にゃんこ、煮たまご。濁音を含みつつも柔らかな情景が浮かぶ言葉を選ぶことで、単なる勝ち負けを超えたコミュニケーションの潤滑油として機能します。