騒動が表面化した最大のきっかけは、SNS上でのユーザーによるデザインの類似性指摘でした。neco氏といえば、『重兵装型女子高生』や『Falslander』『A-Z:』シリーズなど、ソリッドな黒や白を基調とした近未来的なサイバーウェア、繊細なメカギミック、そして無機質な美少女を描くトップクリエイターとして知られています。
一方で、2026年末にサービスを開始した『勝利の女神:NIKKE』もまた、「過酷な終末世界で戦うサイボーグ少女」というコンセプトを掲げています。リリース直後からゲーム内に登場する特定キャラクターの装備配置、バイザーやマスクの形状、さらには巨大な近接武器と銃器のハイブリッド機構が、「neco氏のイラストを元ネタにしているのではないか」とファンダムで話題になりました。
特に、日本のサブカルチャー界で確立されていた「テックウェア×日本刀・鎧」の様式美を商業ゲームとして落とし込む過程で、先駆者であるneco氏のシグネチャースタイルと被って見えたことが、騒動を過熱させた決定的な理由でした。