Novelbright『Walking with You』歌詞の深層と誕生秘話

Novelbright『Walking with You』歌詞の深層と誕生秘話

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公式クレジットにおいて作詞はボーカルの竹中雄大、作曲は竹中雄大とギタリストの山田海斗(当時の制作クレジット表記は勇太朗との共作名義)によって手掛けられた本楽曲。その歌い出しは、張り裂けんばかりの切実な宣誓から幕を開けます。

「数え切れないほどの想いを 今ならきっとあなたに届くように叫ぶよ」という冒頭の一節は、感情が溢れ出して抑えきれない瞬間の衝動を生々しく捉えています。続くAメロでは、「いつからかその目に映る景色全てが まるで光の無い闇の中を見ているよう」「悲しみに怯え逃げ出しそうになった時 あなたがくれた言葉に救われたんだよ」と、極めて重くリアルな精神的葛藤が吐露されます。

音楽関係者や当時のインタビュー記録を紐解くと、竹中雄大自身がバンドの活動休止や度重なるメンバー脱退、将来への見えない不安と戦っていた時期の生々しい感情が、このリリックの根底に流れていることが分かります。単に男女の恋愛模様を描いたフィクションではなく、「自分を信じて支え続けてくれた存在」に対する魂からの感謝状なのです。

特にリスナーの共感を強く呼ぶのが、「鏡に映る自分が徐々に徐々に 魔法がかかったように変わっていくけど 相変わらずくだらないことで笑い合える」というフレーズです。環境が激変し、大人になり、周囲の目が変わっていったとしても、2人の間にある根源的な信頼と温もりだけは絶対に色褪せない。この「普遍的な絆」への確信こそが、世代を超えて聴く者の胸を強く打つ決定的な要因となっています。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。