彼女がこの世を去った後も、「ねむの木学園」の意志は固く受け継がれている。現在、掛川市に移転した学園や美術館には、今もなお多くの人々が足を運ぶ。そこで展示される作品群は、訪れる者の心を洗い、生きる勇気を与え続けている。
一人の女性が灯した小さな火種は、大きな炎となり、今や福祉、教育、芸術の垣根を超えた一大ムーブメントとして生き続けている。彼女の生き様は教えてくれる。情熱を持った一人の人間の行動が、どれほど深く世界を変えることができるかを。私たちは今、彼女が蒔いた種を育て、次の世代へとつないでいくバトンを渡されているのだ。 (出典: 宮城 まり子(Yahoo!ニュース))