サンドウィッチマンらが所属する株式会社グレープカンパニーへ移籍したことは、彼のキャリアにとって大きな転機となった。事務所の温かいバックアップを受けながら、「ラッセン」のネタで一気にブレイクを果たした永野だが、急速な知名度の上昇は同時に激しい消費との戦いでもあった。
一発屋として扱われる恐怖や、テレビの枠組みにはめ込まれるストレスに苛まれるなか、拠り所となったのが家庭だった。多忙を極めるスケジュールの中でも、事務所スタッフや家族への感謝を忘れず、ブレイク後の狂乱を冷静に乗り切ることができたのは、地に足のついた結婚生活があったからに他ならない。