物語がクライマックスへと突き進む「無限城編」において、胡蝶しのぶと上弦の弐・童磨の宿命の対決は、原作単行本第17巻・第141話「仇」から第143話「怒り」にかけて激化します。しのぶは愛刀に仕込んだ調合毒を次々と打ち込みますが、童磨は驚異的な分解能力によって瞬時に毒を無効化。物理的に鬼の頸を落とせない彼女は、肺を斬り裂かれ、鎖骨を砕かれる致命傷を負いました。
そして第17巻・第143話のラスト、しのぶは童磨の腕の中に抱きしめられる形で全身を「吸収」され、肉体ごと跡形もなく取り込まれて絶命します。駆けつけた継子・栗花落カナヲの目の前で愛用の羽織だけがハラリと落ちる描写は、連載当時から読者に激震を走らせました。
しかし、この戦いはそこで終わりではありませんでした。結末が描かれたのは第19巻・第157話から第163話「心あふれる」です。童磨がカナヲや嘴平伊之助と交戦する最中、突如として童磨の顔面がドロドロに崩壊。しのぶが命を懸けて仕掛けた「真の毒」が発動し、形勢は一気に逆転へと向かいました。