実際の医療機関では、どのような場面で「いらすとや」が活躍しているのでしょうか。代表的な院内での活用例を整理してみます。
まず代表的なのが、動線をスムーズにするためのクリニック受付POPや診察室案内です。「初診の方はこちらへ」「第2診察室」といった案内にキャラクターを添えることで、視認性が大幅に向上し、高齢者や子どもでも迷わず目的の場所へ向かうことができます。
次に多いのが、処置内容を分かりやすく説明する注射点滴イラストや検査の流れをまとめた患者向けパンフレットです。言葉だけでは理解しにくい医療行為を図解することで、インフォームド・コンセント(説明と同意)を円滑に進める補助ツールとして重宝されています。
また、待合室におけるマスク着用呼びかけや手指消毒のお願い、発熱患者の待機場所の指示といった院内掲示POPでも頻繁に用いられています。強い命令口調になりがちな感染対策の告知も、柔らかなイラストを交えることで、患者に角を立てずに協力を促すことが可能です。