素晴らしい長所が目立つ一方で、飼育を始めてから「想像以上に負担が大きかった」と後悔する飼い主も存在します。安易な気持ちでお迎えを決断する前に、以下の3つのハードルを直視しなければなりません。
1. 終わりのない被毛ケアと高額なトリミング代:
抜け毛が少ない代償として、毛は人間の髪の毛のように伸び続けます。4〜6週間に1度のプロによるトリミングが一生涯必須です。中型〜大型犬のトリミング料金は1回あたり15,000円〜25,000円前後が相場であり、年間で20万円前後の美容代が発生します。さらに、放置するとあっという間にフェルト状の毛玉ができるため、毎日の丁寧なスリッカーブラシ&コーム掛けを怠ることは許されません。
2. 想像を超える体力と運動欲求:
見た目はぬいぐるみですが、中身は活発なワーキングドッグです。特に若齢期(1〜3歳)はエネルギーに満ち溢れており、1日2回、各30分〜1時間以上の散歩が必須条件となります。十分な運動と知的好奇心を満たす遊びが不足すると、ストレスから激しい破壊行動や無駄吠えの原因となります。
3. 強い甘えん坊気質による「分離不安」リスク:
人が大好きな性格の裏返しとして、長時間の留守番が続くと強いストレスを感じます。常に誰かと一緒にいたがる傾向があるため、共働きで家を空ける時間が長い世帯では、幼少期から「一人で落ち着いて過ごすクレートトレーニング」を徹底しなければなりません。