自分に合った帯結びを選ぶ第一歩は、帯の形状と特性を把握することです。浴衣に用いられる帯は主に「半幅帯(はんはばおび)」「兵児帯(へこおび)」「角帯(かくおび)」の3種類に大別されます。それぞれの特性を理解することで、仕上がりの印象や着心地が劇的に変わります。
美しい着姿の絶対条件「前板(帯板)」の必要性
「浴衣だから小物類はできるだけ省きたい」と考える初心者もいますが、着付けのプロが口を揃えて強調するのが前板(帯板)の重要性です。前板を入れない場合、動くたびに帯の前面に横ジワが寄り、お腹周りがたるんで見えてしまいます。
前板を帯の1巻き目と2巻き目の間に挟み込むだけで、帯の表面がピンと張り、ウエスト周りがすっきりと引き締まります。メッシュ素材の通気性に優れた浴衣専用前板を選べば、真夏の熱気や汗ムレを防ぎつつ、一日中シャープな着姿を維持できます。