欧陽菲菲の代名詞として日本人の心に定着している不朽の名バラード「ラヴ・イズ・オーヴァー(Love is over)」。この曲は最初から順風満帆にヒットしたわけではありませんでした。
1979年、シンガーソングライターの伊藤薫氏が作詞・作曲を手掛けた本曲は、シングル「うわさのディスコ・クイーン」のB面(カップリング曲)として静かに世に出たのが始まりです。しかし、切ないメロディと別れの情景を歌い上げる情感豊かなボーカルが、全国のスナックやナイトクラブのカラオケを通じて口コミで徐々に浸透していきました。
ファンの熱烈な支持を受けて1980年にA面シングルとして再リリースされ、有線放送を中心に数年かけてロングヒット。1983年には再びオリコン1位を獲得し、「第25回日本レコード大賞」ロングセラー賞や金賞を受賞する歴史的ミリオンセラーへと昇華しました。
世代を超えて歌い継がれる欧陽菲菲の主要な代表曲は以下の通りです。
- 雨の御堂筋(1971年):鮮烈な日本デビューを飾ったミリオンセラー
- 雨のエアポート(1971年):オリコン上位を記録した哀愁漂う名曲
- 恋の追跡(ラヴ・チェイス)(1972年):ダイナミックなリズムが光るグルーヴィーな一曲
- 夜汽車(1972年):叙情的な歌詞と圧倒的なボーカルワークが融合した佳作
- ラヴ・イズ・オーヴァー(1979年/1983年):アジア全土でカバーされる究極のバラード
- 追憶(1986年):成熟した大人の哀愁をしっとりと歌い上げた名作