チームの屋台骨を支えるのは、不動のリーダー立川理道だ。ピッチ内外で放つ圧倒的な存在感と冷静沈着な判断力は、チームが苦境に陥った時こそ真価を発揮する。泥臭いプレーを自ら体現し、身体を張り続ける主将の背中に、若手選手たちが鼓舞されないはずがない。
バックス陣を操る司令塔、元オーストラリア代表のバーナード・フォーリーのプレーメイクも円熟味を増している。相手ディフェンスの配置を一瞬で見極め、針の穴を通すような高精度キックと鋭いパスでゲームを完全に支配する。
立川理道とバーナード・フォーリーのホットラインは、リーグ随一の成熟度を誇る。二人が阿吽の呼吸で生み出す攻撃のリズムは、相手守備陣にとって予測不能なトラップそのものだ。経験に裏打ちされた戦況眼が、勝敗の分岐点を確実に手繰り寄せる。