あゆみというキャラクターの最大の魅力は、その竹を割ったような潔さと、内に秘めた深い思いやりだ。内向的だった羽花が、校内屈指の人気者である三浦界と出会い、少しずつ自分を変えていく過程で、あゆみは常に一番近くでその背中を押し続けてきた。
少女漫画の「親友キャラ」といえば、時に狂言回しや単なる解説役に終始しがちだ。しかし、彼女は違う。あゆみ自身の葛藤、恋の痛み、そして将来への迷いが丁寧に描かれることで、読者はいつしか彼女の視点からも『ハニーレモンソーダ』の世界を追体験することになる。彼女の明るい笑顔の裏にある健気さが、多くのファンの胸を打つのだ。