水回りの汚れは、場所ごとに蓄積する物質の性質がまったく異なります。それぞれの特徴に合わせたピンポイントの対策を講じることが、効率的な清掃の鉄則です。
キッチンの排水口:油汚れと食材カスが混ざり合い、雑菌がバイオフィルム(ぬめり)を形成します。キッチン排水口ぬめり取りには、脂分を乳化させるアルカリ性洗剤や熱めのお湯(※配管を傷めない50度前後)の定期的な通水が効果を発揮します。
お風呂の排水口:皮脂、石鹸カス、そして抜け毛が絡まり合って硬いヘドロ化します。対策の要となるのがお風呂排水口ゴミ受けの選定です。備え付けのプラスチック製から、髪の毛が中央にまとまりやすいステンレス製の抗菌ゴミ受けに交換するだけで、日々のゴミ捨て効率が劇的に改善します。
洗面所の排水口:整髪料、歯磨き粉、抜け毛が主な要因です。洗面所排水口ヘアキャッチャーをこまめに清掃しつつ、S字トラップ内部に落ちたヘアピンなどの固形物がないか定期的に点検します。
ベランダの排水溝:風で運ばれた砂埃、枯葉、鳥のフンなどが堆積します。ベランダ排水溝掃除を怠ると、ゲリラ豪雨時に水があふれて階下への漏水事故に直結するため、ほうきでの掃き掃除を基本とし、ドレンカバーの目詰まりを常に防ぐ必要があります。