中林大樹の真骨頂は、作品の世界観に自然と溶け込む堅実な演技力にあります。デビュー以降、刑事ドラマ、医療ドラマ、時代劇と幅広いジャンルでその存在感を発揮してきました。
代表作としてまず挙げられるのが、誉田哲也原作の人気刑事ドラマシリーズ『ストロベリーナイト』(フジテレビ系)です。警視庁捜査一課殺人犯捜査第十係「姫川班」の巡査長・大塚九十九役を熱演。主人公・姫川玲子(竹内結子)を慕い、実直に捜査へ奔走する姿は視聴者に鮮烈な印象を残しました。
さらに、高視聴率を記録したテレビ朝日系の大ヒット医療ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第5シリーズでは、東帝大学病院の外科医・有馬亘役を担当。白衣をまとった若手医師としての苦悩や野心を巧みに演じ分け、実力派バイプレーヤーとしての地位を確立しました。
このほかにもNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』『梅ちゃん先生』、大河ドラマ『西郷どん』など、NHKの看板ドラマ枠にも多数起用されており、業界内でも演出家やプロデューサーから厚い信頼を寄せられています。