この場所が他の商業施設と一線を画している最大の理由は、その息をのむようなランドスケープデザインにある。手がけたのは、キャナルシティ博多や六本木ヒルズなど世界的な名建築を生み出してきたキャナルストリートの魔術師、ジョン・ジャーディだ。大地、水、光、風といった自然要素を大胆に取り入れた構造は、歩行者の目線を飽きさせることがない。
開発を手掛けた福岡地所株式会社と、運営を担う株式会社エフ・ジェイ エンターテインメントワークスの手腕によって、この有機的な空間は常に美しく保たれている。無機質なコンクリートの箱型店舗とは異なり、中央を流れる人工のせせらぎや木々の木漏れ日を感じながら巡る体験そのものが、上質なショッピングモールとしての真価を物語っている。