パンサーの司令塔としてトリオを引っ張る一方で、個人としては屈指のリアクション芸人として地位を確立した尾形。しかし、そのポジションに甘んじることなく、常にお笑い界での立ち位置に葛藤し続けている。スマートにおしゃれなトークを展開するお笑い芸人がもてはやされる現代のバラエティシーンに対し、身体を張り続ける男のプライドが激しく抗うのだ。
「体を張る奴が一番偉いんだ」。彼が漏らすその言葉には、過酷な現場を生き抜いてきた自負が込められている。だからこそ、楽をして評価されているように見える相手に対しては、激しい嫌悪感を抱いてしまう。その葛藤こそが、彼を突き動かす原動力であり、時に「嫌いな芸人」として特定個人を口撃してしまう根源になっている。