皮膚科医の観点からは推奨されないものの、自己責任のもとでどうしても試すユーザーが存在するのも現実です。その際、肌トラブルを最小限に食い止めるための厳格なプロトコルが存在します。
第一に、前日までのパッチテストは不可欠です。腕の内側などで反応を確認し、少しでも赤みやかゆみが出た場合は即座に使用を断念しなければなりません。
実際に塗布する際は、直接ロールオンを肌に当てるのではなく、清潔な綿棒の先に極微量を含ませ、気になる部分に薄く点置きする手法がとられます。塗布前は洗顔後に肌を完全に乾燥させ、水分が1滴も残っていない状態を作ることが鉄則です。水分が残っていると、塗った瞬間に塩酸が急激に生成され、激痛の原因になります。そして翌朝は、肌に残った薬剤を洗顔料で完全に洗い流し、徹底した保湿ケアを行わなければなりません。