近年のマシン環境において、電源が落ちきらないトラブルの主犯格として真っ先に疑われるのが「高速スタートアップ」機能だ。起動時間を数秒短縮するために用意されたこの仕組みは、シャットダウン時にメモリやCPUのコア状態を休止状態ファイルに保存する。だが、これが曲者だ。
周辺機器との通信が中途半端に残っていると、システムは保存処理を完了できず立ち往生する。このループを断ち切る裏ワザが「完全シャットダウン」だ。キーボードの「Shift」キーを押しながらシャットダウンをクリックするだけで、休止状態をスキップしたクリーンな電源オフが実行される。これで解決するなら、コントロールパネルの電源オプションから高速スタートアップを恒久的に無効化してしまえば、日々の不毛なフリーズから解放される。