ペギー葉山さんによって命を吹き込まれた『ドレミの歌』は、1962年にNHK『みんなのうた』で放送されたことを契機に、瞬く間に全国へ波及しました。劇団ひまわりの児童合唱とともにテレビから流れる軽快な歌声は、当時の子どもたちやお茶の間の心を一気に掴みます。
その反響の大きさから、翌1963年の『第14回NHK紅白歌合戦』をはじめとする大舞台でも披露され、学校の音楽教科書にも正式採用されるなど、瞬く間に「誰もが歌える日本の童謡」として定着していきました。海外発祥のミュージカルソングでありながら、これほど完璧に日本の文化へ溶け込んだ例は他に類を見ません。