TBSテレビが誇るメガヒット作『半沢直樹』の再放送は、地上波テレビドラマが持つ爆発力を再定義した。堺雅人が体現する圧倒的な熱量と、顔芸とも評される濃密な演技合戦は、何度観ても胸のすくカタルシスをもたらす。
TBSは夕方の再放送枠を巧みに活用し、夕方のオンエアで火をつけた熱量をそのまま配信プラットフォームへと誘導する導線を確立した。痛快な勧善懲悪のドラマツルギーは、先行き不透明な現代を生きる視聴者の鬱屈を吹き飛ばすエネルギーに満ちている。地上波放送と連動して動く視聴者の熱気は、テレビというメディアの底力をまざまざと見せつける。