使用期限切れの薬は飲める?薬剤師が明かす本当のリスクと正しい処分法

使用期限切れの薬は飲める?薬剤師が明かす本当のリスクと正しい処分法

使用期限切れの薬は飲める?薬剤師が明かす本当のリスクと正しい処分法について知っておくべき 理由を厳選して解説いたします。

万が一、使用期限が切れた薬を誤って飲んでしまった場合は、パニックにならず冷静に以下のステップで行動してください。

使用期限切れの薬を飲んだ時の対処法における最重要ルールは、「無理に指を喉に入れて吐かせないこと」です。無理な嘔吐は誤嚥性肺炎や食道粘膜の損傷を引き起こす二次被害のリスクがあります。

  1. 薬の特定と日時の記録:飲んだ薬のパッケージ、外箱、お薬手帳を確認し、「薬品名」「いつ飲んだか」「何錠・何包飲んだか」「期限が何年切れていたか」をメモします。
  2. コップ1〜2杯の水を飲む:胃壁への刺激を和らげ、成分の濃度を下げるために常温の水をゆっくり摂取します(意識が朦朧としている場合は窒息の恐れがあるため飲ませないでください)。
  3. 体調変化の経過観察:強い胃痛、悪心・嘔吐、下痢、全身の皮膚のかゆみ・発疹、息苦しさなどの異常が出ないか数時間は安静にして様子を見ます。
  4. 専門窓口への相談:体調に異変を感じる場合や、乳幼児・高齢者が誤飲した場合は、速やかに「かかりつけ医」「処方元の調剤薬局」、または「公益財団法人 日本中毒情報センター 中毒110番」へ連絡し、指示を仰いでください。
高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。