ネットの海には、時として根も葉もない噂が漂う。今回の騒動もその典型だ。同世代のアーティストや、親交のあったミュージシャンの訃報がトリガーになった可能性が高い。人間の記憶は曖昧なもので、ニュースを見たユーザーが頭の中で情報を混同し、「リップスライムの誰かだったのでは」と検索した形跡が見られる。
また、グループの活動休止期間が長かったこともネガティブな憶測を生む土壌となった。表舞台から姿を消したメンバーに対して、「病気療養中なのではないか」「万が一のことがあったのでは」という根拠のない不安がSNS上で独り歩きした結果である。