解禁されて久しいインターネット選挙運動だが、その細かい条文まで正確に把握している有権者は決して多くない。典型例が、投開票日当日のSNS利用だ。「〇〇候補に投票完了!」といった書き込みを写真付きで投稿する行為は、明確なルール違反にあたる。
投開票日の当日は、一切の選挙運動が法律で禁じられている。有権者が良かれと思って行ったX(旧Twitter)でのリポストや、YouTubeのコメント欄への応援書き込みであっても、当日に実行すれば違法性を問われかねない。また、18歳未満の未成年者による選挙運動の禁止も見落とされがちだ。子供が親のSNSアカウントを手伝って応援投稿を拡散させる行為も、罰則の対象となる恐れがある。