転換から月日が経過した現在、ネット上の口コミやSNS、5ちゃんねる、知恵袋などのコミュニティではどのような評価が下されているのでしょうか。地元利用者のリアルな生の声を取材・分析すると、明確な世代間ギャップと現場の進化が浮かび上がってきます。
まず、旧ピアゴ時代から通い続けていたシニア層からは、以下のような切実な本音が聞かれます。
「以前のピアゴは通路が広々としていて、どこに何があるかすぐ分かった。ドンキになってからは天井近くまで商品が積み上げられていて、歩くのが少し疲れる」「静かに上質な野菜やお肉を選びたかったので、店内のポップの派手さやBGMの音量に最初は圧倒されてしまった」という戸惑いの声は根強く残っています。
一方で、30代から40代の子育て世代や単身世帯からは絶賛に近い支持が寄せられています。
「とにかくお肉の大容量パック(メガ盛り)が安くて質が良い。ユニーの生鮮流通を維持してくれているおかげで、ディスカウント店にありがちな『生鮮品の鮮度への不安』が全くない」「深夜24時まで営業しているため、仕事帰りの遅い時間でもちゃんとした野菜や惣菜が買えるのが本当に助かる」「文房具、洗剤、子供の靴下まで一箇所で全部揃うので買い物の時短になる」といった評価が圧倒的です。
店内の現場観察でも、平日の昼間はシニア層が生鮮売り場を中心に落ち着いて買い物をし、夕方から夜間にかけては共働き夫婦や学生、自動車通勤者が日用品や飲料をカートいっぱいにまとめ買いする光景が見られます。オープン当初の混乱を乗り越え、客層ごとの時間帯住み分けが自然と形成されているのが現状の実態です。