世間がバッシングと自粛一色に染まる中、特異なスタンスで注目を集めたのが電気グルーヴの相方である石野卓球の存在でした。石野はSNS上で過剰な謝罪を繰り返すのではなく、独自のユーモアとシニカルな投稿を連発。「容疑者」「ファンのみんな、心配かけてごめんね」といった率直な言葉を発信し続けました。
当時、マスコミから「反省の色が見えない」と批判を浴びることもありましたが、このブレない姿勢こそが「瀧を絶対に見捨てない」という強い意思表示であり、絶望の淵にいたピエール瀧を精神的に救い出す決定打となりました。
電気グルーヴ結成30周年の節目に起きた最大の危機を、2人は30年以上の付き合いに裏打ちされた唯一無二のパートナーシップによって受け止め、再起への足がかりを固めていきました。