一方で、押尾学の辿った道筋はあまりにも対照的であった。カリスマ的な人気を誇りながらも、その後の重大な事件によって芸能界からの事実上の永久追放を余儀なくされた。法的な責任を果たしたのちも、表舞台への復帰は容易ではなく、メディアの表舞台からは姿を消すこととなった。
彼の存在は、一時期の芸能界が生み出した「時代の落とし子」のようでもあり、栄光から没落へのスピードの速さは、過酷なエンターテインメント業界の冷徹さを物語っている。実生活における彼の選択や沈黙の期間は、かつての派手な言動とは裏腹に、時代の闇の中に静かに沈潜していった。