平成28年(2016年)は、国内外で歴史の転換点となる出来事が相次いだ激動の1年でした。当時のニュースを振り返ることで、時代の空気感が鮮明に蘇ります。
1. リオデジャネイロ五輪・パラリンピックで日本勢が躍進
南米初開催となったリオデジャネイロオリンピックで、日本選手団は体操男子団体の金メダル奪還、陸上男子4×100mリレーでの歴史的銀メダル獲得など、当時の史上最多となる合計41個のメダルを獲得し、日本中が熱狂に包まれました。
2. 熊本地震の発生(4月)
4月14日と16日に熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震が立て続けに2度発生。甚大な被害をもたらし、耐震基準や防災インフラの再点検、全国的な支援の輪が広がる契機となりました。
3. 天皇陛下(現上皇さま)の「お気持ち」表明(8月)
8月8日、天皇陛下がビデオメッセージを通じて象徴としてのお務めに関する「お気持ち」を表明。これが後の皇室典範特例法の制定、そして2019年の令和への改元へとつながる歴史的一歩となりました。
4. 現職米大統領オバマ氏の広島訪問とトランプ氏の大統領選初当選
5月にはバラク・オバマ大統領が現職のアメリカ大統領として初めて被爆地・広島を訪問。同年11月の米大統領選挙では実業家のドナルド・トランプ氏が初当選を果たし、国際秩序に大きな地殻変動が起きました。