トップの交代劇から始まった改革の風が、この地に確固たる変化をもたらしている。武内和久市長率いる北九州市役所は、インフラの老朽化対策と若年層の呼び込みを両輪とした次世代型都市構想を力強く展開中だ。交通アクセス網の利便性を再構築し、主要駅周辺のリノベーション事業を後押しする姿勢が明確になってきた。
現場を歩けば、その変化は皮膚感覚で伝わる。従来の行政主導型まちづくりから脱却し、民間事業者の自由な発想を取り入れた実証実験が相次いで行われている。道路のバリアフリー化やデジタル技術を駆使した地域交通の最適化など、生活に直結する施策が矢継ぎ早に投下されているのだ。行政のスピード感の向上こそが、地域の潜在能力を最大化させる起爆剤となっている。