2010年、東海エリア発のエンターテインメント集団として産声を上げたBOYS AND MEN(通称ボイメン)。株式会社フォーチュンエンターテイメントの旗振りのもと、名古屋テレビ塔の下でチラシを配り、観客が数人しかいない路上で声を張り上げていた黎明期に、まだ中学生だった平野紫耀の姿があった。
当時の彼はあどけなさを残しながらも、ひとたびビートが鳴れば周囲の空気を一変させる天性の華を持っていた。現在の洗練されたボーイズグループの佇まいとは異なり、がむしゃらに泥をすするような熱量。当時の名古屋のファンは、その圧倒的な存在感に早くから熱い視線を注いでいた。