春夏通算で甲子園優勝7回(春3回・夏4回)、準優勝4回という圧倒的な実績を誇るPL学園。「逆転のPL」の異名を取り、昭和から平成にかけて高校野球界の頂点に君臨し続けました。胸に刻まれた「PL」の二文字は、全国の球児にとって畏怖と憧れの象徴でした。
しかし、PL学園野球部の現在は活動休止のまま時が止まっています。大阪府富田林市にある広大な専用グラウンドやかつて部員たちが寝食を共にした合宿所「研志寮」は静まり返り、かつての熱気は失われました。2016年7月の大阪大会で部員12名、校長が監督代行を務めて敗退したあの日以来、新規部員の受け入れは停止されたままです。
高校野球ファンの間では毎年のように復活の噂が飛び交うものの、公式な活動再開のアナウンスはなく、グラウンドの維持管理を含めた設備の老朽化も懸念される事態となっています。