ネット上の攻略情報やSNSの書き込みを見ていると、後発作品の知識と混同された重大な誤認が散見されます。無駄な時間を浪費しないために、開発仕様に基づく決定的な真実を明かします。
ファイアレッド性格遺伝変わる理由とエメラルドの壁
4のしまにある育て屋を利用したタマゴ孵化において、「親に『かわらずのいし』を持たせているのに性格がまったく遺伝しない」という悲鳴が定期的に上がります。これこそがファイアレッド性格遺伝変わる理由の正体です。
公式仕様として、「かわらずのいしを持たせた♀親(またはメタモン)から50%の確率で性格が遺伝する」というシステムが導入されたのは、2004年秋に発売された『ポケットモンスター エメラルド』からです。同年春に発売されたFRLGでは、親が何を持っていようと、孵化するタマゴの性格は常に1/25の完全ランダムで決定されます。FRLG単体で高個体・理想性格のタマゴ厳選を行うことは、天文学的な確率に挑む苦行に他なりません。
ファイアレッド性格変更できない真相
現代の『スカーレット・バイオレット』等に慣れ親しんだ層から頻出する「後から性格補正を変えるアイテムはないのか」という疑問ですが、ファイアレッド性格変更できない真相はハードウェアとプログラムの世代的制約にあります。性格によってステータス補正を上書きする「ミント」系アイテムが登場したのは第8世代(ソード・シールド)であり、第3世代の内部データにおいて性格はポケモンの「性格値(PID)」と呼ばれる32ビットの固有乱数と密接に結びついています。一度生成された性格を変更する救済措置はゲーム内に一切存在しません。