プリングルスが小さくなった理由は?昔との違いとステルス値上げの真相を追う

プリングルスが小さくなった理由は?昔との違いとステルス値上げの真相を追う

プリングルスが小さくなった理由は?昔との違いとステルス値上げの真相を追うとはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

現在でも「昔の食べ応えがあるプリングルスが食べたい」というニーズは根強く存在します。実は、会員制量販店のコストコや一部の輸入食品雑貨店(PLAZAやヴィレッジヴァンガード等)では、現在もアメリカ直輸入のUS仕様プリングルスが販売されているケースがあります。

国内通常版(マレーシア製)とアメリカ直輸入版を並べて比較すると、その違いは一目瞭然です。アメリカ版は1缶あたりの内容量が約158g(5.5oz)前後あり、缶の太さもチップスの直径も往年の規格をそのまま維持しています。生地は厚手でポテトの風味が濃厚、サワークリーム&オニオンなどのシーズニングも塩気と酸味がガツンと効いた強烈なパンチを持っています。

対する日本流通版は、旨味調味料を活用した出汁文化に近いマイルドな味付けと、口溶けの良さを重視した設計です。どちらが優れているかは個人の味覚の好みによりますが、「昔のプリングルス」を求めるのであれば、裏面ラベルの原産国表示をチェックし、「原産国:アメリカ合衆国」と記載された輸入品を探すのが確実なアプローチとなります。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。