ライブにおける『Last Dance』の演出は、圧巻の一言に尽きる。照明チームが手掛ける光の演出は、楽曲が持つ陰影と完璧に同期。暗転からの鮮烈なピンスポット、そしてサビで広がる一面の光の海は、観客を楽曲の世界へと引きずり込む。
音響面でも緻密な設計が施されている。大箱のスタジアムであっても、静寂と轟音のコントラストを明瞭に伝えるため、バンド側とエンジニア陣はミリ単位での音響チューニングを重ねてきた。Toruが打ち出す音の残響とTakaの声が重なる瞬間、会場全体が息をのむような緊迫感と一体感に包まれる演出の裏には、飽くなきこだわりが存在する。