沖縄本島北部の名護市から屋我地島を経由し、一気に海を渡る爽快なアプローチ。全長1,960メートルにおよぶ古宇利大橋を車で走り抜ける瞬間、左右の車窓を染め上げるのは幾重にもグラデーションを変えるエメラルドグリーンの海だ。まるで広大な海の上を滑空しているかのような感覚。沖縄本島随一のドライブスポットと称される理由が、ハンドルを握る手に伝わる高揚感とともに一瞬で解理解できる。
橋の全貌をカメラに収めるなら、渡る手前の屋我地島側に設けられた展望スペースに立ち寄るのが鉄則だ。見渡す限り澄み渡る海と、どこまでもまっすぐに伸びる純白の橋梁。このふたつが描く幾何学的なコントラストは、誰もが足を止める傑作の撮影ポイントと言える。橋を渡り終えたすぐ両脇に広がる海岸線こそが、旅人を迎える最初の目的地だ。