岐阜県公立高校入試において、多治見高校は東濃学区における上位進学校としてのポジションを維持しています。大手進学塾各社の最新模試データおよび岐阜県教育委員会の公表資料を精査すると、普通科の合格基準となる偏差値は58〜60が中心帯です。
岐阜県の一般選抜入試では、調査書(内申書)と学力検査の比率が高校・学科ごとに定められていますが、同校では学力と内申の双方がバランスよく評価されます。岐阜県統一テストや全県模試の追跡データによると、合格者の内申点の目安は中3段階で合計32〜36(オール4前後)がセーフティラインです。当日学力検査では、500点満点中340点〜365点あたりが合否を分けるボーダーラインとして機能しています。
かつて理数教育の拠点として注目を集めた自然科学コースの流れを汲む探究型学習の導入や、少子化を受けた東濃エリアの入学定員見直しの影響もあり、年度ごとの実質倍率は1.0倍〜1.15倍前後の間で小幅に変動しています。定員割れを起こすケースは極めて稀であり、基礎学力を確実に固めた受験生同士による骨太な競争が展開されています。